タカナシ乳業(株)取締役 齋藤孝嗣
当社が長期的ビジョンとして取り組んでいるテーマは、乳製品という栄養的に優れ人々の健康に寄与し、美味しさで喜ばれる作品(商品)を通して「お客様に愛されつづける企業を創造」することです。
生産現場では「安全」「安心」はもとより開発される新商品を効率よく生産できることをモットーに設備環境の整備や、HACCPをはじめとする品質管理システムを構築しています。また北海道浜中町や岩手県葛巻町という日本を代表する循環型酪農地域と連携し、高品質の乳製品をお届けできる体制を強みとしています。
そして今後もカギとなるのは「”ものづくりのテクノロジー”と”マーケティングパワー”の融合」であると考えます。それぞれが二極分化するのではなく、融合の中から更にタカナシらしい特色のある商品作りや、お客様のニーズにきめ細かく対応した営業活動が重要であると考えます。
また周知のように、現在乳製品メーカーは数多くあり、競合商品も大変多く市場に出ています。当然、各社とも優れた商品を開発しようと凌ぎを削っています。研究開発のセクションだけの努力では「結果」はもたらされません。営業スタッフ、マーケティングスタッフも加わり、それぞれの総力を結集させることによって生まれる三位一体の活動が重要です。そして、何よりもタカナシで働く一人一人が「シンボルマーク(企業理念)」を意識し、それぞれが経営者的な感覚で与えられた任務を遂行しているからこそ、当社はこれまでの成長を続けてこられたと思っています。そんな一人一人の意識が、魅力ある商品へと結実し、「タカナシならではの付加価値」を産み出しています。
当社にとってものづくりの第一線や、お客様とじかに接する第一線こそ重要な「宝の山」です。当社はこれからもそこから発するニーズや情報に、真面目に的確にお応えして、お客様との強い信頼を持ちつづける努力を重ねてまいります。
乳製品を主力とする当社ですが、これからの当社には「食」というカテゴリーを広く捉え、食を通して果敢なチャレンジをしてもらえる人、「宝の山」のたくさんあるフィールドに飛び込む行動力と、柔軟な創造性を兼ね備えた人材が必要だと考えます。そして「食」に対する自分なりのポリシーを持ち、タカナシでそれを具現化してやろう、という意欲を持った方に魅力を感じます。「自分の夢」を「自分の言葉」で情熱を持って語れること、そして何より、自分の誇れる一番を持っていること。それが自身の最大のアピールツールであると思います。
タカナシという会社に少しでも興味を感じたら、臆することなく果敢に門を叩いて欲しいと思います。未来のタカナシに向かってお互いにチャレンジする精神を持つ者同志としての出逢いを楽しみにしています。
タカナシグループでは、1982年よりCIシステムを導入し、創業以来の企業理念をグループ全社員で共有するとともにお客様とのコミュニケーションを図っています。
イラストイメージの持つ優しさや親しみやすさは「子どもからお年寄りまで幅広く愛されたい」という企業としての願いをこめたものです。また、コーポレートカラーのブルーは、乳製品のフレッシュなイメージを表しています。
バラを美しく咲かせるには、丹念に育て、慈しむことが必要です。苦労と努力があって、初めて大輪の花をつけた時の喜びがあります。
「苦労と努力をおしまず、より良い製品をつくり、お客様に召し上がっていただく」という気持ちを表しています。
「バラを育て慈しむように、製品を見つめ続けること」 それは、メーカーとしてのタカナシの誇りです。
設 立 | 1950年4月13日 |
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資本金 | 2億700万円 |
代表者 | 代表取締役社長 髙梨信芳 |
従業員数 |
タカナシ乳業:850名(18年9月末現在) グループ全体:1,670名(18年9月末現在) |
事業内容 | 牛乳、アイスクリーム、生クリーム、ヨーグルトなど乳製品全般の製造並びに販売 |
事業所 |
【工場】
【高梨販売(株)営業所】 |
売上高 | 956億6,721万円(18年9月期) |
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平均年齢 | 40.2歳(18年9月末現在) |
平均勤続 | 13.1年(18年9月末現在) |
関連会社 | 高梨販売(株)、タカナシデーリィ(株)、足柄乳業(株) |
主取引銀行 | 横浜・みずほ・三井住友・三菱東京UFJ・農林中金・群馬 |
決算期 | 売上額 |
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09.9 | 90,696 |
10.9 | 90,868 |
11.9 | 91,872 |
12.9 | 91,956 |
13.9 | 90,610 |
14.9 | 91,154 |
15.9 | 92,697 |
16.9 | 93,713 |
17.9 | 94,720 |
18.9 | 95,667 |
ホテル、レストラン、喫茶店、ファーストフード、スーパー、コンビニエンスストア、洋菓子店、学校、病院、工場、特約店など
神奈川・群馬・北海道・岩手・岡山に生産工場を持ち、牛乳・乳飲料・乳酸菌飲料・果汁・ヨーグルト・アイスクリーム・生クリーム・デザート等を製造、独自のチルド販売網を通じ、関東・関西を中心にホテル・レストラン・喫茶店・ファーストフードショップ等の業務用関係、および大手スーパー・コンビニエンス等、その他学校・特約店などを主な得意先として営業活動を行っています。
タカナシは、高品質の原乳地盤と首都圏の営業地盤など恵まれた立地条件を生かし、メーカー(タカナシ乳業)と販売(タカナシ販売)といったユニークな直販システムで、お客様のニーズを的確につかみ、開発・製造・販売が一体となり、おいしさ本物にこだわった商品開発を行っています。
学生の皆さんは、環境問題への取り組みとしてISOという名前を聞いたことがあると思います。ISOとは、国際標準化機構(International Organization for Standardization)の略で、そのままですとIOSとなるのですが、これをギリシャ語の相応しいという意味の“isos”からとり「ISO」としたものです。
ISO9000が品質、14000が環境の規格です。
タカナシグループでは一つの工場ではなくタカナシグループ全体での取得「マルチサイト方式」という考え方を取り入れました。タカナシグループとして全体で環境問題を考えようとしたからです。それは、工場・営業所員もみんな一緒に環境問題に取り組んでいこうとするものです。
2001年2月16日 当社では、食品企業としては前例が無い「マルチサイト方式」で環境ISOを取得しております。
現在は、地球環境保全のためゴミやエネルギー消費を減らし徹底的にリサイクルできるよう日々努力しております。
必要な人材は社内で育成するという基本方針です。
入社当初は製造オペレーション・既存店営業であるルートセールスという職種で基本を身につけ、必要に応じてジョブローテーションを行い、適性に応じ自己の能力をフルに発揮できるよう配慮しています。
また、処遇面では職能資格制度を導入、年1回昇格試験を実施しています。(受験資格:入社2年以上、試験科目:自己申告・論文・面接・人事考課)
タカナシでは「次世代育成支援対策」として以下の取り組みを行っております。
更に、2015年4月1日から2020年3月31日までの5年間で、妊娠中や出産後の従業員へ、関連する各種法令・助成金、並びに社内規則を周知徹底するための環境整備を行います。
タカナシでは「女性活躍推進の取り組み」として以下の取り組みを行っております。
●従業員全体の残業時間の削減
【従業員一月当たりの平均残業時間(グループ全体) 2018年9月現在】
職種 | 男性 | 女性 | 全体 |
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総合職 | 20.2時間 | 10.8時間 | 19.3時間 |
契約社員 | 11.6時間 | 5.4時間 | 8.8時間 |
●2016年4月1日から2021年3月31日までの5年間で下記項目にも取り組みます。
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